皆さんこんにちは。

気候も暖かくなってきて、そろそろエアコンが活躍し始める季節になってきましたね。

今回の不定期日記では、そんなエアコンの故障修理について書いて行きたいと思います。

エアコンが全く効かないという症状でE46が入庫されました。

エアコンが効かないという症状の原因はいくつか考えられますが、今回入庫されたE46は入庫された段階でエアコンガスが空っぽだったため、エアコンのガス漏れが原因と直ぐに判明しました。

何処からガスが漏れたのか?を早速確認するため、紫外線を当てると反応して発光するリークチェック剤とエアコンガスを入れ、エアコンをつけた状態でしばらく待ちます。

エアコンガス漏れは、スローリーク(少しづつ漏れる)が最も多い故障となるので、一晩置いてから漏れチェックの作業を行います。

まずエアコンホース、コンプレッサー、コンデンサーと接合部分など表面上見える範囲で漏れているか?を確認しましたが、漏れは見つかりません・・・

となると表面上見えない個所で漏れが発生しているということになります。

そしていきなり内装がバラバラになった写真になるのですが、車内におけるガス漏れチェックを行なうにはここまで分解しないと確認することができないんです(-ω-;

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ガス漏れチェック対象のエバポレーターという部品は、ダッシュボード下のセンターコンソール奥にあるヒーターケース中にあるため、ここまで分解しないと見ることができないんです。

分解までの時間が半日作業となるため、流石に全部説明するには長いかな・・・ということで分解手順については省略させていただきました(^^;

ちなみにこれが取り外されたダッシュボードパーツとなります。

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そして、これが取り出したヒーターケースを分解した様子ですが、左にあるのがエバポレーターという部品で、ちっちゃいラジエーターみたいなパーツです。

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簡単に説明すると、エアコンガスで冷却されたエバポレーターの間を空気が通過することで冷やされた空気が送られるという仕組みになっています。

家庭用のエアコンのフィルター掃除で蓋を開けると、同じ役割の部品が正面にドーンとありますよ。

今回のガス漏れはこのエバポレーターで発見されました。

ガス漏れチェックの為、紫外線で発光するリーク剤をエアコンガスと一緒に入れましたよね。

紫外線を当ててみますと・・・

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ん?どこが漏れているのかよく分かりません。

そこでリーク個所を判別するためのアイテムの登場です!!

「ドラえもん」的に紹介するなら・・・テテテテッテテ~リーク個所判別眼鏡~(なんて名前ではありませんが・・・)(^^;

この眼鏡越しに紫外線を当てた個所を見てみると・・・

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あら不思議、リーク個所が蛍光緑に発光しているのが分かります(>ω<b

別の角度からみてもこんな感じで発光しているのがよく分かりますよね!!

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※写真撮影のため眼鏡無しで紫外線照射個所を見ましたが、危ないので紫外線を直接見るのは止めましょうね!!

今回のエアコンガス漏れ箇所はエバポレーターと特定されたので、エバポレーターを新品に交換します。

これが新品のエバポレーターです。

左横の小さな部品はエキスパンションバルブで、エバポレーターと同じ場所にあり同じくらい故障するところなので今回同時交換します。

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ヒーターケースに新品のエバポレーターとエキスパンションバルブを取付け、ヒーターケースを含むパーツを全て元通りに取付けます。

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ダッシュボード他の内装パーツも元通りに取付けます。

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ここまで組み上げるまでには丸一日ほどかかり、分解以上の作業時間を要します。

エアコンのガス漏れ修理としては、エバポレーター、エキスパンションバルブ交換が工数的に見て一番骨の折れる修理と言えるでしょう。

最後にエアコンガスを入れ、動作確認まで行って今回のエアコン修理の作業は完了です!!

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それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!